PROJECT01研究開発課題01
未利用資源・エネルギーの把握・価値化・可視化
研究概要
私たちの身の回りにあるものや、廃棄されるものの中には、資源やエネルギーに「変環(変換し、それらを循環して活用)」できる可能性のあるものが眠っていると考えられます。研究課題1では、それら資源・エネルギーになり得るものを網羅的に洗い出し(把握し)、それらが持つ多様な価値を評価し、可視化していきます。これまで見過ごされてきた未利用資源・エネルギーを見つけ出し、変環技術と結びつけることにより、使われていなかったもの資源として使える社会を目指します。
研究体制
◆研究開発課題リーダー
西澤 泰彦(名古屋大学環境学研究科 教授)
◆ユニットリーダー
谷川 寛樹(名古屋大学環境学研究科 教授)
研究テーマ
- 未利用資源・エネルギーの価値化(1-1)
❶未利用資源項目の洗い出し・DB化
聞き取り調査やワークショップ等を通じて、あらゆる未利用資源を抽出し、「変環」の可能性を検討する。
❷実現可能性の検討
未利用資源の採取から利活用に至る段階で生じる技術的、社会的制約を把握し、変環」に向けた方策について検討する。 - 未利用資源・エネルギーの可視化(1-2)
❸街中の資源・エネルギーのセンシング
センサー類を用いて、多様な地物の材料等の定量化を行う。
❹資源・エネルギーの量や空間分布の把握
センシングデータや既存データの活用により、GIS データを統合的に整備し、資源・エネルギーの量や空間分布を把握する。