変環拠点紹介 特設ページ

変環共創拠点について


拠点長のメッセージ

私たちは、資源・エネルギーを国外に大きく依存しており、日本は資源が豊かな国ではないと考えている人が多いのではないでしょうか。
本拠点では、未利用資源を発掘し、それを利用するための新技術や新システムの開発を行い、そしてそれを使う人々の教育を通して、市民全体で新たな資源・エネルギーを共創することを目指します。

変環共創拠点とは?

私たち変環共創拠点は、“消費から変環へ”をビジョンとして掲げ、その実現のための研究開発と持続的な拠点構築を目指す、東海国立大学機構 名古屋大学の研究開発拠点*です。
*”セキュアでユビキタスな資源・エネルギー共創拠点”として共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT) 共創分野 本格型に2022年採択

“変環”とは、変換(conversion)と循環(circulation)をかけ合わせた新しい概念。活用されていない資源・エネルギーを価値あるものとして捉えなおし、それを地域や生活の中で再び活かすことを目指します。

変環拠点では様々な専門を持つ研究者が結集、連携企業や自治体と協力しながら、「使って、作って、捨てる」が当たり前だった消費社会から、市民自ら資源・エネルギーを生み出すことができる“変環社会”への転換を目指し活動を行っています。

研究について

変環共創拠点は“変環社会”の実現に向けて (1)地域資源の可視化と価値化、(2)資源・エネルギーを増やすための基礎研究、(2)教育・人材育成を通じた変環ライフスタイル創出の研究を行っています。

それぞれの研究課題について、より詳しくは以下のページをご参照ください。

変環共創拠点の研究開発課題について

実証実験の取り組み

2025年現在、変環共創拠点は設立から4年目となり、各研究課題がそれぞれに開発目標達成を目指すフェーズ1から、技術を発展・複合させて“変環社会”の具現化実証を行うフェーズ2に移行します。

現在、変環共創拠点は長野研北安曇郡白馬村と連携し、大気中のCO2を回収してエネルギー資源であるメタンガス(CH4)を生み出す“変環トレーラーハウス”の実証実験を行っています。

変環トレーラーハウスでは「資源・エネルギーを増やすための基礎研究」の中のガスを扱う技術を中心に、次世代型太陽電池(電気)やループヒートパイプを用いた排熱活用技術(熱)を組み合わせ、分野横断型の拠点の強みを活かした革新的な研究開発を進めています。

今後はさらなる拠点技術の社会実装を目指し、他の地域にて、異なる切り口での“変環社会”の実証実験を計画中です!

“変環なかま”を増やす取り組み

“変環社会”を実現するためには、大学や連携機関の研究者だけではなく、学生や一般市民の協力が必要不可欠です。

私たちの取り組みに共感・賛同してくれる人々「変環なかま」を増やすためのアウトリーチ・教育・人材育成を積極的に行っています!

具体的な取り組みとしては、

などなど、様々な活動を行っています。

拠点への参加・協力について

・採用について

変環共創拠点の採用情報に関しては「公募情報」のページをご覧ください。

・サポーター・アンバサダーへの登録について

変環共創拠点では、拠点の活動に関心のある一般市民の方が、それぞれのスタイルで参加できる仕組みとしてサポーター・アンバサダー制度を設けています。

名古屋大学・変環共創拠点「サポーター&アンバサダー制度」スタート!|名古屋大学 COI-NEXT 変環共創拠点

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私たちと一緒に、“変えて、つながる”未来をつくっていきましょう!

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